会長所感

2011/3/22

会長所感

会長 矢野 弘典  はじめに、東日本大震災でお亡くなりになった方々に深く哀悼の意を表します。また被災された多くの方々、地域の皆様に心からお見舞いを申し上げます。救命・救援活動が進み、一刻も早く復興が緒につくよう祈ります。また、世界各国の友人達から暖かいお見舞いと激励のメッセージを頂いていることをご報告し、その友情に対し厚く御礼申し上げます。

 さて、今日のように経済も社会も動乱の言える時代ほど、企業経営にとって変わらざる原理原則(プリンシプル)が大切な時はありません。企業の社会的責任(CSR)の重要性が、今日常に語られる理由です。
 皆様ご承知の通り、日米欧のトップ経営者がスイスのコーに集まって、世界経済の安定のために討議を始めたのが1986年、日本経済が一人勝ちした時代です。それが「CRT:企業の行動指針」として結晶したのが1994年です。日米欧3極の民間経営者の手になる、CSRの世界モデルとなりました。その後世の中は大きく変わってきましたが、このCRT基準の実践を支援し普及することの意義は、益々大きくなっていると思います。
 それ故に、当団体は、一層社会的信任を高める努力をしていかねばなりません。そのためには、何よりもまず、私たちの助言やサービスを求めて下さっている多くの皆様のために、全力を挙げて質の高いきめの細かいサービスを提供することが大切です。役員一同、事務局の専任スタッフと共に力を合わせ、このことに全力を挙げて取り組んで参りたいと考えます。

 昨年11月の本総会の時にも申し上げた、特に心すべき三つの留意事項については、引き続き実行して参ります。繰り返しになりますが、次の通りです。
(1)原点に立つ
   1)創業者精神を尊重する
   2)企業社会の持続的発展に寄与する
(2)自ら身を正し、率先垂範する
   1)高い志を共有する
   2)世の範となる組織ガバナンスを実践する
(3)国際連携を高める
   1)Think Globally, Act Locally.
   2)Global CRTほか他組織との連携を強化する

 これから最も注力しなければならないのは、企業社会の持続的発展に寄与する具体的な事業を実行することです。本会は是非とも世界のCRTの中で最も進んだ、具体的事例を豊富に持つ団体として、活動をしてまいりたいと考えます。
 そのためにも、冒頭申し上げたとおり、社会にとって頼りになる団体となるよう、視野を広め、勉強もし、自ら変身しつつ、社会の発展と共に成長することが出来るよう、努めて参りたいと考えます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2011年3月16日 第11回通常総会において

 

特定非営利活動法人 経済人コー円卓会議日本委員会
会 長 矢 野 弘 典

 

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